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iPhoneの下取りと買取はどっちが得?実際の買取実績で比較

目次

機種変更のときに出てくる「下取り」と「買取」。どちらを選べばいいのか、正直わかりにくいですよね。結論から言うと、どちらが得かは端末の状態と手間のかけ方で決まります。この記事では、イケモバが実際に買い取った717件の記録と、ドコモが公表している下取り価格を並べて、金額の差がどれくらいになるのかを具体的に見ていきます。

「なんとなく下取りに出した」「思ったより安くて後悔した」という声を、沖縄の店頭でもよくいただきます。数千円から数万円の差が出ることもあるので、出す前に一度だけ比べてみてください。

下取りと買取は何が違うのか

まず言葉の整理からです。似ているようで、仕組みがまったく違います。

下取り(キャリアで新機種を買うときに、古い端末を引き取ってもらう)

  • 新機種の代金から割引、またはポイントで受け取る
  • 新しい端末の購入が必要
  • 申し込み先はキャリアショップやオンラインショップ
  • 査定は良品/画面割れ品/機能不良品の3段階が中心
  • 機種変更と同時に終わる

買取(買取店に売って、お金を受け取る)

  • 現金で受け取る(イケモバはその場でお渡し)
  • 新しい端末の購入は不要。売るだけでもよい
  • 申し込み先は買取店
  • 査定は傷やバッテリーの状態を見て個別に判断
  • 買取店に行く手間がかかる

いちばん大きな違いは、下取りは「新しい端末を買うこと」が前提になっている点です。手元のiPhoneを売りたいだけなら、下取りという選択肢はそもそも使えません。

もうひとつの違いが査定の細かさです。キャリアの下取りは基本的に「良品」か「画面割れ品」かで金額が決まります。一方、買取店は傷の程度やバッテリーの状態を見て個別に判断します。この差が、次に見る金額の差につながっています。

受け取り方にも違いがあります

見落としやすいのが、お金の受け取り方です。

下取りの場合、機種変更のときは「ポイント進呈」、他社から乗り換えるときは「端末代金からの割引」というように、契約の種類によって受け取り方が変わることがあります。ポイントで受け取ると、当然ながらそのキャリアの中でしか使えません。

買取であれば現金です。イケモバでは買取が成立した時点で、その場でお渡ししています。振込を待つ必要はありません。

「新しい端末の支払いに充てたい」ならポイントでも問題ありませんが、別の用途に使いたい場合は、実質的な価値が変わってきます。ここも判断材料のひとつです。

実際の金額でどれくらい違う?

ここからが本題です。ドコモが公表している下取り価格と、イケモバが実際に支払った買取価格を並べます。

条件をそろえるため、どちらも128GB・状態の良いもの同士で比較しています。イケモバ側は自社の買取レポートから、状態ランク「傷なし」の中央値を出しました。

機種(128GB) ドコモの
下取り
イケモバの
買取実績
iPhone 15 31,000円 78,500円
+47,500円
iPhone 14 21,000円 57,500円
+36,500円
iPhone 13 15,000円 44,000円
+29,000円
iPhone 12 12,000円 33,500円
+21,500円
iPhone 11 9,000円 27,000円
+18,000円
iPhone SE(第2世代) 5,000円 16,000円
+11,000円

ドコモの下取り価格は2026年7月1日以降の公表値(税込)です。イケモバの金額は、2026年7月26日時点で公開している買取レポートのうち、各機種128GB・状態ランク「傷なし」に該当する実績の中央値です。参照件数はiPhone 15が10件、13とSE2が8件、14・12・11が各4件です。

差額は1万1,000円から4万7,500円、倍率にすると2.5倍から3.2倍でした。新しい機種ほど差が大きくなる傾向があります。

なぜここまで差が出るのか。理由はシンプルで、下取りは「新機種を買ってもらうための割引」という位置づけだからです。端末そのものの中古市場価格をそのまま反映しているわけではありません。買取店は中古端末として再流通させることを前提に値段をつけるので、相場に近い金額になります。

金額は日々変わります

ひとつ正直にお伝えしておきたいことがあります。買取価格は毎日のように動きます。新機種の発表、為替、中古市場の在庫状況などで上下するためです。

上の表はあくまで過去の実績なので、いま持ち込んでいただいたときに同じ金額になるとは限りません。高くなることもあれば、低くなることもあります。

だからこそ、売ると決めたタイミングで実際の査定額を聞くのがいちばん確実です。他店の金額と比べていただいても構いません。査定額を聞いたうえで「今日は売らない」と決めていただいても、もちろん問題ありません。

イケモバ店頭でiPhoneの状態を確認しているスタッフ

auやソフトバンクの場合は?

この記事ではドコモの数字を使いましたが、auやソフトバンクにも同じような下取りプログラムがあります。査定の区分や金額は各社で異なります。

  • auはAランクからDランクまでの4段階
  • ドコモは良品・画面割れ品・機能不良品の3段階
  • キャンペーンで期間限定の増額がおこなわれることもある

金額は変動するので、実際に出す前に必ず各社の公式ページで最新の下取り価格を確認してください。この記事の数字も、あくまで確認した時点のものです。

金額が下がる主な条件

下取りでも買取でも、金額を左右する要素はだいたい共通しています。査定に出す前に、自分の端末がどこに当てはまるか確認しておくと、提示された金額に納得しやすくなります。

本体の傷や割れ

いちばん影響が大きいのがここです。画面が割れているかどうかで、キャリアの下取りは一律に3割程度まで下がります。買取の場合は「小傷あり」「傷多め」など段階的に見るので、軽い擦り傷程度なら大きくは下がりません。

イケモバの実績を状態別に見ると、iPhone 13の128GBで傷なしが44,000円、小傷ありが32,000円でした。使用感がある程度でも、極端に下がるわけではありません。

バッテリーの劣化

設定アプリの「バッテリー」から最大容量を確認できます。数値が低いと査定に影響することがあります。ただしバッテリーが劣化しているからといって買取不可になることはありません。

付属品や箱の有無

箱や充電ケーブルが残っていれば、あるに越したことはありません。ただ箱がないと売れないということはなく、本体だけでも買取は可能です。実際、イケモバの買取実績でも付属品なしのケースは珍しくありません。

ネットワーク利用制限

前の契約者の分割払いが残っていると、ネットワーク利用制限がかかることがあります。判定は「○」「△」「×」で表され、×がいわゆる赤ロムです。この判定によって買取店ごとに扱いが分かれます。イケモバの対応は後の章で説明します。

ストレージ容量

同じ機種でも容量によって金額は変わります。今回の比較表を128GBに統一しているのはそのためです。256GB以上のモデルは、表の金額より高くなることが多いです。

傷や故障があるときこそ差が出る

状態が良い端末でも差はありますが、本当に差が開くのは「傷がある」「壊れている」ときです。

キャリアの下取りでは、画面が割れた端末は「画面割れ品」として一律に扱われます。ドコモの場合、良品の30%程度まで下がります。

機種(128GB) 良品 画面割れ品
iPhone 15 31,000円 9,300円
iPhone 13 15,000円 4,500円
iPhone 12 12,000円 3,600円
iPhone 11 9,000円 2,700円

一方、イケモバではジャンク品として85件の買取実績があります。金額は500円から38,000円まで幅があり、中央値は8,000円でした。

状態の悪い端末で実績が多い機種を挙げると、次のようになります。

機種 ジャンク品の
買取実績
件数
iPhone 12 Pro 18,000円 6件
iPhone 12 13,000円 6件
iPhone 11 Pro 13,000円 4件
iPhone 12 mini 10,000円 4件
iPhone 11 8,000円 8件
iPhone XR 5,000円 10件

ジャンク品の集計は容量を問わない全体の実績です。状態や付属品によって金額は変わるため、実際の査定額はこの表と一致するとは限りません。

「壊れているから0円だろう」と思って処分してしまう方が本当に多いのですが、部品として活用できる分はお返しできます。実際に持ち込まれるジャンク品で多いのは、画面割れ、電源が入らない、水没の3つです。そういった端末でも、まずは状態を見せていただければと思います。

ロックがかかっていても相談できます

もうひとつ、下取りと買取で扱いが分かれるのが「ロックが残っている端末」です。

Apple IDのサインアウトができていない端末は、アクティベーションロックがかかったままになります。この状態だと下取りに出せないことがあります。

イケモバでは、まずご本人と一緒に強制初期化を試します。パソコンにつないでリカバリーモードから初期化する方法で、パスコードが分からない端末でもこれで進められることがあります。それでも解除できない場合は、ジャンク品としての買取をご案内しています。

★ネットワーク利用制限がかかった、いわゆる「赤ロム」も買取可能です。前の契約者の分割払いが残っている端末のことですが、イケモバでは買取をお断りしていません。金額は状態によって変わるので、まずはご相談ください。

ただし、強制初期化をご一緒するときも、ジャンク品としてお引き取りするときも、ご本人確認書類の提示をお願いしています。古物商として法律で定められた手続きのため、ご本人以外の端末はお取り扱いできません。

下取りが向いている人・買取が向いている人

金額だけ見れば買取のほうが高くなりやすいのですが、下取りにも下取りの良さがあります。正直にお伝えします。

下取りが向いている人

  • 機種変更の手続きと一緒に、その場で終わらせたい
  • 買取店に行く時間が取れない
  • 数千円の差より手間を減らすことを優先したい
  • キャリアの増額キャンペーン期間中で、上乗せがある
  • ポイントで受け取っても使い道がある

とくに増額キャンペーンが実施されているときは、下取りのほうが有利になるケースがあります。期間限定で数万円上乗せされることもあるので、機種変更のタイミングと重なったら確認する価値があります。

買取が向いている人

  • できるだけ高い金額で手放したい
  • 新しい端末を買う予定がない、または別の店で買う
  • 現金で受け取りたい
  • 画面が割れている、電源が入らないなど状態が悪い
  • ロックが解除できず下取りを断られた
  • 数年前の古い端末で、下取り対象外だと言われた

下取り対象機種に入っていない古い端末は、キャリアではポイント100円分程度の扱いになることがあります。買取店なら値段がつく場合があるので、対象外と言われた端末こそ一度査定に出してみてください。

売る前にやっておくこと

下取りでも買取でも、事前の準備は共通です。順番を間違えると、データが消えたりロックが残ったりするので注意してください。

  • バックアップを取る
  • 「探す」をオフにする
  • Apple IDからサインアウトする
  • eSIMの扱いを確認する
  • 残債があるか確認する
  • 最後に初期化する

とくに「探す」をオフにしてApple IDからサインアウトする前に初期化してしまうと、ロックが残ってしまいます。手順の詳細はiPhone下取り・売却前にやること|データ移行と初期化手順にまとめているので、実際に手を動かす前にご覧ください。

分割払いが残っている端末については、残債ありのiPhoneは買取できるのか?で詳しく説明しています。

よくある質問

  • 買取と下取りではどちらが得ですか?

    金額だけを比べると買取のほうが高くなる傾向があります。今回の比較では128GB・状態の良い端末で1万1,000円から4万7,500円の差がありました。ただし手続きの手間や、キャリアの増額キャンペーンの有無によって結論は変わります。

  • iPhoneの下取りと売却の違いは何ですか?

    下取りは新しい端末の購入とセットで、代金の割引やポイントとして受け取る仕組みです。売却(買取)は購入の予定がなくても利用でき、現金で受け取れます。

  • 画面が割れていても買い取ってもらえますか?

    買い取れます。イケモバではジャンク品としての買取実績が85件あり、中央値は8,000円でした。状態によって金額は変わりますが、0円になることは多くありません。

  • 初期化していない状態で持ち込んでも大丈夫ですか?

    問題ありません。店頭でご一緒に操作を進められます。初期化の方法が分からない、パスコードを忘れたという場合も、そのままの状態でお持ちください。

  • 下取りに出せないと言われた端末はどうすればいいですか?

    下取り対象外の古い機種や、ロックが解除できない端末でも、買取店なら値段がつく場合があります。処分される前に一度ご相談ください。

  • 買取に必要なものはありますか?

    ご本人確認書類が必要です。運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証などが使えます。古物営業法で定められた手続きのため、ご本人以外の端末はお取り扱いできません。

  • その場で現金をもらえますか?

    イケモバでは買取成立後、その場で現金をお渡ししています。振込を待つ必要はありません。

  • 箱や充電器がなくても買い取ってもらえますか?

    本体だけでも買取できます。付属品が揃っていれば査定にプラスになりますが、ないから売れないということはありません。

  • バッテリーの最大容量が低いと買い取ってもらえませんか?

    買い取れます。査定額に影響することはありますが、劣化を理由にお断りすることはありません。設定アプリの「バッテリー」から最大容量を確認できるので、事前に見ておくと目安になります。

  • ネットワーク利用制限が「×」でも大丈夫ですか?

    買取できます。いわゆる赤ロムですが、イケモバではお断りしていません。金額は状態によって変わります。

査定を受けるには

今回集計した717件の買取実績の内訳は、那覇店283件、浦添店208件、宮古店125件、石垣店101件でした。離島でも本島と同じ基準で査定しています。

イケモバでは月におよそ200台を買い取っています。iPhoneだけでなくAndroidやiPad、状態の悪い端末まで、日々さまざまな機種を見ています。

買取金額は日々変動します。この記事の金額はあくまで過去の実績なので、いまの査定額はお問い合わせいただくのが確実です。

  • 店名:

    イケモバ那覇店

  • 住所:

    〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-11-27

  • 電話番号:

    050-3646-9111

  • 営業時間:

    10:00〜22:00

浦添店、宮古店、石垣店、沖縄市店の情報は店舗一覧からご確認いただけます。

まとめ

下取りと買取、どちらが得かをもう一度整理します。

  • 金額で選ぶなら買取。128GB・状態の良い端末で1万1,000円から4万7,500円の差があった
  • 手間で選ぶなら下取り。機種変更と同時に完結する
  • 状態が悪い端末ほど差が開く。キャリアは一律で3割程度まで下がる
  • 下取り対象外・ロックが解除できない端末は、買取店に相談する価値がある
  • 増額キャンペーン中は下取りが有利になることもある

迷ったら、下取りに出す前に一度査定額を聞いてみてください。聞くだけなら数分です。そのうえで下取りのほうが良ければ、そちらを選んでいただいて構いません。

大事なのは、比べずに決めてしまわないことだと思っています。そのうえで下取りを選ばれるなら、それがいちばん良い選択です。

使わなくなったiPhoneが引き出しに眠っているという方も多いはずです。古い機種でも値段がつくことがありますし、複数台まとめてお持ちいただいても構いません。

イケモバ買取事業部 池原兵吾

この記事を書いた人
イケモバ 買取事業部 池原 兵吾
那覇店を中心にiPhone・スマートフォンの査定を担当しています。下取りと買取で迷っている方のご相談も、店頭でよくお受けしています。

著者情報:スマートフォン・iPhoneの買取イケモバ 買取事業部

2018年の開業より累計およそ60,000台以上のスマートフォン・iPhone買取に携わっています。
現在は沖縄県内を中⼼に、フランチャイズ店舗を含めて県外にも展開し、合計6店舗を運営しています。6店舗の⽉間買取台数は、直近ではおよそ1,000台です。
スマートフォン・iPhoneのほか、タブレット、iPad、Mac、Switchなどの買取も⾏っています。なお、買取のほかにスマートフォン・iPhoneの修理や中古販売も⾏っています。

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